栓を開けた瞬間、ライムや若い柑橘、フレッシュなハーブを思わせる「青く澄んだ」香りがふわり。グラスに近づくたび、期待値がどんどん上がります。
口当たりは驚くほど瑞々しく、軽やか。クリーンで控えめな甘みがスーッと広がり、チャーミングな酸が全体に爽快なドライブ感を与えます。口中で転がすと、ごく穏やかな渋みが現れて、若い柑橘の皮やハーブティーのようなニュアンスへ。香りの抜けまで一体感があり、「香る・飲む・余韻」のラインが美しくつながります。
フィニッシュは、ほろ苦さを伴うキレ。香りの余韻を残しつつ、メリハリあるドライ感でスパッと締まるため最後まで爽やか。
よく冷やして(6~8℃ぐらい)、ワイングラスや小振りのタンブラーでどうぞ。
haccobaは「民俗的な酒づくり」を現代に表現するところから出発。ホップを用いた「はなうたホップス」も、東北で行われていた花酛の記録から着想を得た一本。
「natural(自然)」より「native(在来)」。その発想で、気に入った在来植物と発酵を合わせて醸すシリーズが「zairai」です。
Zairai 2025 春は、まさに「山の香り」を現代に描き直した一杯となってます。
商品の詳細
醸造元 | haccoba(福島県南相馬市/浪江町) |
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酒 質 | その他の醸造酒「クラフトサケ」(生酒・要冷蔵) |
原材料名 | 雄町(根本有機農園) 天のつぶ(アグリロード/ 酒粕有機米) モミの新芽, 山椒の新芽, アブラチャン, 山吹の花(古殿町) |
精米歩合 | 90% |
アルコール分 | 13% |
容 量 | 500ml |
価 格 | 500ml 2,420円(税込み) |