南会津の大地が生み出す、冬の定番旨口酒
垂れ口とは、酒をしぼる機会（通称ふね）から垂れてくる酒のことを言いますが、このお酒はそのしぼりたてそのままの風味を生かして瓶詰めしました。いわゆる「ふなくち」同義のフレッシュな酒です。
上立ちは大変穏やかですが、その中にもほんのりとした果実感が感じられる香りが飲み手の心をつかみます。
口当たりは大変柔らかく、辛口な味わいの中に、そっと顔を出す優しい甘みとそれを包み込むような旨み、そしてそれらを支える酸を感じ、全体がバランスよくまじわります。
しぼりたての生酒らしく、フレッシュ感がありますが生原酒らしい骨太な味わいもあり、大変の見ごたえがあります。
のど越しでは、ほんの少々の苦みや渋みを感じますが、それこそ味わいの最後の締めくくりをキュッと〆る、メリハリのある流れを作り出してくれます。
お酒の詳細
| 醸造元 | 国権酒造（福島県南会津町） |
|---|---|
| 酒 質 | 純米酒（生原酒・要冷蔵） |
| 原材料名 | 山田錦（麹米） 夢の香（掛米） |
| 精米歩合 | 60％ |
| ｱﾙｺｰﾙ分 | 18％ |
| 容 量 | 1.8L or 720ml |
| 価 格 | 1.8L 3,300円（税込み） 720ml 1,760円（税込み） |
